クリエイターは必ず読もう。【ピクサー流 創造するちから】を読んだら凄かった。
アニメーションスタジオとして、有名なピクサー。トイ・ストーリーという世界ではじめての長編3D映画を作ったスタジオです。私はピクサーの映画ではWall・Eが一番好きです。無声のアニメーションで、あんなに面白い3Dアニメーションを作れるのは、全世界でもここしかないと思います。
そんなピクサーの社長が書いた【ピクサー流 創造するちから】という本を読みました。
内容は、自伝的マネジメント本とでも言ったほうがよいかもしれません。 ここ最近で読んだ本では、トップ3に入るとてもおもしろい本でした。 内容は大きく分けて
- なぜ3Dの映画を作ろうと思ったのか
- 会社をどのように大きくしてきたのか
- ピンチをどのように乗り越えてきたのか
- 素晴らしいアイディアをつくる工程とは
- 大きくするにあたって、どのような社内マネジメントを行ってきたのか
- ディズニーと一緒に仕事をするということは?
- スティーブ・ジョブズ氏とどの様に付き合っていたのか
を中心に書かれています。社内マネジメントの話が半分以上ですが、マネジメントに興味がなくても、クリエイターは 絶対に読んだほうがいいです。断言します。
また、人数が多い大企業、もしくは小さなスタートアップ関係なく、この本は自信を持ってオススメしたいです。 なぜなら、この本は「世界に影響を与えるモノを、チームでどの様につくり上げるか?」が書かれています。 基本的に、「世界に影響を与えるモノ」を作るときは、チームである必要があります。社内、もしくはチームコミュニケーションが いかに上手く取れているかで、その作品、もしくはプロダクトと呼ばれるものの運命を左右します。 その【コツ】のようなものが書かれているので、チーム制作で何かを作っている人は、是非読んで欲しいなと思いました。
内容が多く、そしてかなり濃いので全部は紹介しきれないのですが、印象に残っていることをざっくりと紹介したいと思います。
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